EU圏では、騒音問題に対する政策ツールとして広域的な騒音レベルを示すコンター図、いわゆるノイズマップ Noise Mapが活用されています。一方、日本国内において、私たちの研究グループで道路交通ノイズマップの描画手法を検討し、その結果として現在日本の主要都市について限定的な条件ながら道路交通ノイズマップを公開1しています。

道路交通の健康への悪影響は広く知られており,アノイアンス(わずらわしさ)や高血圧,虚血性心疾患などに繋がる可能性をWHOも指摘しています。 この研究テーマでは道路交通騒音についてノイズマップ Noise Mapを活用して騒音影響を評価していくことを試みています。日本国内でも現行の環境基準の見直しやリスク評価に対して、ノイズマップの活用が期待されるようになると考えられます。

  • 道路交通騒音を交通センサスの断面交通量、車速、車種分類等から推計している。

Footnotes

  1. ノイズマップ公開サイト Environmental Noise Data Laboratory https://end-lab.jp/